Apr
28
2017年4月定例会
要求言語で拓くモデル駆動開発の地平 ~モデリングで実現する開発の自動化と超高頻度リリース~
Organizing : 要求開発アライアンス
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Description
プログラム
19:00-20:30 「要求言語で拓くモデル駆動開発の地平 ~モデリングで実現する開発の自動化と超高頻度リリース~」
株式会社シナジー研究所 依田智夫
これまで要求開発アライアンス定例会では、何度か概念モデルに関連するテーマでお話をしてきました。今回は、概念モデリングを一歩進めたモデル駆動開発(MDD)についてお話をします。
MDDは、2000年にOMGがモデル駆動アーキテクチャー(MDA)を提唱して以来、発展・探求されてきた開発手法ですが、残念ながら、身近な世界で目覚ましい成果が上がっているとは言い難いのが現状ではないでしょうか。
今回のお話では、まずその原因についてお話します。原因は技術的な問題にあると考えがちですが、実は、力のある技術者ほど、そうは考えていません。彼らは、JAVAのような汎用言語と現在普及しているフレームワークなどを使ってMDDが十分に実現可能であると考えています。
私は成果が上がらない原因を、MDDは設備投資型開発手法であるにも関わらず、そのことが十分認識されていないこと、また、その設備投資を正当化する説明、つまり「MDDのビジネス価値が説明できていないから」であると考えています。説明できないことにお金が集まることはありません。
MDDは、開発プロセスがいったんできあがると、非常に低コストで長期にわたり超高頻度リリースを実現することができます。そのため、アジャイル開発に適用すれば、労働集約的なアジャイル開発と比べ、圧倒的なコストメリットと品質レベルで、その目的、すなわちマーケット・顧客への俊敏なアプローチを達成することができます。
これまでの経験から、私は、MDD実現の最大のハードルは、ユーザーとアーキテクトが合意できる「一つのモデリング規約を構築することである」と考えていて、その一つのモデリング規約を「要求言語」と呼ぶことにしました。
今回のお話では、私の会社(シナジー研究所)での20年近くに渡るMDDへの取り組みを背景に、上記の事柄についてわかりやすく説明する予定です。また、実績として「15年持続するアーキテクチャー」を実現することができた具体的な成功事例と、最近始まったその次世代版システム構築プロジェクトについても可能な範囲で言及します。
20:35-21:00 要求開発アライアンス年次総会
要求開発アライアンス 山岸理事長
懇親会について
プログラム終了後、近所の居酒屋にて懇親会を行います。申込時に懇親会に参加登録してください。懇親会は有料で普通の飲み会程度のお代をいただきます。時間の都合で途中で帰ることも可能です(状況により適宜精算)。
注意事項
- 当日はチケットを表示できるデバイスまたは印刷したチケットをお持ちください。チケットをお持ちいただけない場合、入場の確認にお時間を頂く場合がございます。
- 参加のご都合が悪くなった際にはキャンセル手続きを行い、他の方に席をお譲り下さい。キャンセル手続きなしの欠席が一定数を超えた場合今後の参加をお断りする場合があります。
- 顔の見える運営をこころがけております。可能であれば参加登録時には、実名・実際の所属名を明らかにして申込みいただきますようにお願いいたします(匿名でもかまいませんが、当日は実名でご参加下さい)。
- 基本的には「要求開発」またはソフトウェア開発の企画立案フェーズに関する知識のある方を対象としています。
Presenter

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